自分史について
自分史は、自費出版の中でも特に人気のあるジャンルですが、
実際に書くとなると、どこから手をつければいいのか
分からないという方が多いかと思います。
そんな場合は、まず、これまでの人生を振り返り、
印象に残っている出来事を思いつくまま箇条書きにしてください。
次に、その出来事を誕生からはじめて、
幼年時代、青年時代、社会人時代といったように年代順に並べてみましょう。
書き出した出来事に見出しを付ければ、いわゆる目次の完成です。
全体の構成さえ決まれば、
あとは、目次の項目ごとに思い出を書き綴っていけばいいのです。
自分の人生の中で特に焦点を当てたい項目を決めて、
その部分にウエイトを置いた書き方をすると、
読み物として完成度が高くなるだけでなく、読む人が理解しやすい自分史になります。
日記や写真、手紙などを整理しておくことも大切です。
こうした資料が手元にあると、記憶を掘り起こしやすくなり、
内容の濃い原稿に仕上がります。