自費出版の会なら10冊89800円から。編集のプロがしっかりサポートするので安心です。

自費出版
自費出版の会にお気軽にお電話ください。 自費出版の会の編集者が直接、あなたのご質問にお応えします。
自費出版の会 TEL.03-5919-3888 受付時間 10:00〜18:00 土日祝日は除く 自費出版に関するご相談・資料請求はこちらからお願いします。
刊行案内(一部抜粋)
お客様インタビュー
自費出版の会について
自費出版メニュー

刊行案内

エッセイ

So What's Next?
〜はっちゃんの深夜特急〜

著者 / 橋本正博
サイズ:A6
製本:ソフトカバー
ページ数:298ページ(モノクロ)
発行日:2011年2月14日
価格:700円(+消費税)
ISBN:978-4-903935-54-6
購入ページへ

橋本様は他にも書籍を作られています。


エッセイ
So What!


エッセイ
So What's New?


遺稿集
濱さん作品集


内容紹介(一部)
深夜特急

これは沢木耕太郎の有名な「70年代ユーラシア大陸放浪の旅」の旅行記のタイトルである。昨今また若者の間で人気らしい。ミッドナイト・エクスプレスを訳したタイトルだ。トワイライト・エクスプレスというJRの寝台特急もあるが、これは安井さち子さんのボクの好きなオリジナル曲のタイトルにもなっている。夜行列車とかナントカ・エクスプレスというのは、旅にはピッタリの言葉かもしれない。オーストラリアには「レッド・アイ・エクスプレス」という飛行機も飛んでいた。しかし、これは「赤目特急」で全然ロマンティックではない。どんな飛行機かというと、パースを夜中の12時過ぎに出発、メルボルンに早朝の6時前に着くという厳しい飛行機である。忙しいビジネスマンはこの夜行便を使っていたが、2時間の時差があるため正味4時間くらいのフライトで翌朝「目が真っ赤になってしまう」のでこの名がついた!


昔、バイカル号に乗ってナホトカに行き、そこからシベリア鉄道でモスコーを経由してヨーロッパへ入るというような話は読んだように思うが、なぜか「深夜特急シリーズ」は今まで読んでいなかった。これは、ボク自身「一人旅」の経験がほとんどなく、一人旅というものに余り興味もなかったからだろう。会社時代に出張で海外を飛び回っていたときには一人のことが多かったが、旅という感じはなかった。まあ、それは目的が仕事であり、目的地に行くと必ず取引先の人間か会社の駐在員がいたからであろう。ただ、仕事の合い間に初めて訪れた町を一人でブラついたりしていると、「今ボクは異国の街に一人でいるのだな」という感じはした。NHKの「世界ふれあい街歩き」という番組はその意味では中々面白い。ただ、英語も日本語も通じないところでは、あのように簡単に道端の人やお店の人に話しかけるわけにはいかない。