思わぬほど大好評で
30部増刷することに。
Q:ご家族やお友達など周囲の方の反響はいかがでしたか?
本文「宝筐院」より。文中の絵は、
著者が描かれた日本画「すいせん」。
私が本を創ることに
あまり関心を示さなかった息子が、
出来上がった本を見て、はじめて
「よく頑張ったね」と言ってくれました。
家族以外では、小澤さんをはじめ
お世話になったフロントスタッフの方々に
真っ先に渡して読んでいただきました。
自分の文章がどう評価されるか心配で
ドキドキしていたのですが、
読み終えたスタッフのお一人から
「やさしい文章でわかりやすく、
素晴らしい本になりましたね」と
褒めていただい時は、心からほっとしました。
同じマンション内の親しいお友達からも
「涙がこぼれるほど感激した」とか
「心がやすらぐ」といったうれしい感想が寄せられ、
中には「わかりやすいから京都を旅行する時のガイドブックとして持って行く」と
おっしゃる方までいらっしゃったんですよ。
思いもよらない反響の大きさには、ただもう驚くばかり。
おまけに皆さん口々に「手元に置きたいから是非一冊譲ってほしい」と言うので、
10冊では足りなくなって、とうとう30部増刷することにしました。
私の作品がこんなにも喜んでもらえたことに感激すると同時に、
思い切って出版を決意して本当に良かったと思っています。
日が経つほど、喜びが大きくなってくる今日この頃です。
ありがとうございました。
本文「随心院」より。絵は著者が描かれた日本画「梅」。