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刊行案内(一部抜粋)
お客様インタビュー
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あとがき
私が短歌に興味を持ち始めたのは、朝日新聞に載った「えにしだ短歌会」会員募集の一行の記事でした。何となく心が動き、問い合わせしたところ、「興味があるということは、それだけで能力があるということですよ」と煽てられ、あっさり入会しました。入会してみたものの、この道の右も左もわからず、ましてや周りに知る人もなく、何度か辞めようと思いながらも、気がついたら十年近く経っていました。
老後は田舎暮しをしたいという主人に同調し、私のふるさと、山形の河北町に生活の一部を移したのもこの頃でした。忘れかけていた自然の美しさと里の人々の素朴さに心打たれ、そのことが短歌作りやその他諸々の作品を手がける原点になりました。
身内の話を公にするのは不遜、不謹慎な事と、一時は躊躇しましたが、私はあえて、その部分のみを取り上げてまとめ、私の足跡にすることにしました。 挫折の連続でしたが、何ヶ月もかかってようやく仕上げる事が出来ました。折にふれ、私を引っ張っくれた友人や家族に、仕事や遊びを通して教えていただいた事が数限りなくあります。周りの人々の援助があって、今の自分があることに感謝し、その方々にも読んで頂ければ幸いに思います。 平成二十一年 |