第35回熊日出版文化賞マイブック賞を受賞しました!
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「おとうさん あたしのことを 本に書いて…」 死の十日前に発した妻の一言は重くのしかかり、 脳裏を離れることはなかった。 妻の発した言葉の意味、真意はどこにあるのだろう。 常に控えめで、目立つことを人一倍嫌っていた妻が、 自らをさらけ出すことになる活字化を何故望んだのか? それとも混濁する意識の中で無意味に口走っただけなのか?
(以下略)