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刊行案内(一部抜粋)
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刊行案内
内容紹介(一部)道新入選短歌
子の気質 知り得ですでに二十年 一丁も歩めば汗のにぢみ出る 爪の色 褪せて血管 高き夜は 道新入選俳句愛の偽装して紅バラの甘さ 地に落ちてからもバラの威厳 金魚やの呼び声眠い眠い午后 ため息を自ら産んで冬の振子 暑い太陽に石油タンク射られどうし 地に戻る秋を憂えるものもなく あいうえお秋に咲く花は別れの彩に咲き 足踏みの今日を許さぬカレンダー あじさいの彩そめあげて夏の雨 逢う瀬また悲しき別れ二つ星 握手などしたばっかりに票迷い アルバムを訪ねて過去の人といる 明け烏今日の運勢鳴いてみせ あくせくと浮世を笑う水すまし 雨あいの老母(はは)の労働惜しみない 愛という絆虎穴も厭うまい 鶴翔ける方位に千島あるという 足枷(あしかせ)が重い無限の雪野原 ある丈を送って母という安堵 アイライン深く初秋を憂うごと 愛いくつ産れ夕べの星を抱く 愛たしかめたくて蝶になって見る 一年の無精詫びてる年賀状 井戸端の最後は金の無い話 |