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刊行案内(一部抜粋)
お客様インタビュー
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刊行案内
あとがき元気な時は山頭火。
病で伏せている時は放哉。 昨年は山頭火気分で一色だったが、今年は、ため息に似た放哉俳句に包まれた。放哉の句をこれだけ身近に感じながら旅をしたことは、これまでになかった。ニカラグアのカリブ海側寒村では、自分を育てる「放哉時間」をたっぷり頂いた。 山頭火は一草庵にて句会中、隣室で死去。59歳であった。放哉はそれより若く、近所の漁師に看取られて41歳で死去した。2人とも還暦を体験しないで去った、ボクの心の中の陰と陽の巨星であった。
ボクはまもなく還暦。還暦からの旅を想像するに、いつまでも体力があるわけでもなく、これからは山頭火と放哉の双方を担いだ道になりそうだ。 校正は男心と寂しさが分かる、木村浩司先生(市川日本語学院)にお願いした。空手も知る武道家である。今度、山賊に襲われたら助けてもらおう。 出版会社「ブックコム」の三浦均氏にも大変お世話になり、今回の旅の途中でも、励ましのメールをいただいた。この一年間で3冊も「ブックコム」から旅の本を出させてもらうことになった。あらためて、お礼を申し上げたい。 |