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刊行案内(一部抜粋)
お客様インタビュー
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刊行案内
内容紹介(一部)あとがき朝日カルチャーセンターの文章通信講座を受講して、この秋で満十九年になります。初めは通信教育という孤独な勉強方法を続けられるかどうか不安でした。熱しやすく冷めやすい私が、このように長く継続出来ましたのも、斎藤先生の熱心なご指導と、温かい励ましによるものにほかなりません。先生のご講評は、ときに私の八百字の作品の数倍の長さに及ぶことがあり、ていねいなご教授に、心から感謝いたしております。 また、先生にご紹介いただいた勉強会で、素晴らしい諸先輩と巡り合うことが出来ましたのも大きな喜びです。先輩方が自費出版されたエッセー集は、著者の確固たる人生観や、おおらかなお人柄が、ありありと浮かび上がる、心に響くご本ばかりでした。 では、私の作品を本にしたとき、見えてくるものは?と自問すると、独りよがり、薄っぺらな体験などなど、悪いイメージばかり。とても、出版する勇気はありませんでした。 それでも、長年書きためた中に、いくつか気に入ったものも出てまいりましたので、このたび、本にする決心をいたしました。 作品の整理を始めて、改めて気付きましたのは、なんとも退屈な文が多いことでした。比較的、出来の良い作品ばかり記憶に残っていましたが、実はその何倍も不出来なものが有りました。文字を書き連ねただけの雑文にも、実にきめ細かく、ご指導くださった斎藤先生に、改めて頭の下がる思いです。 今回、後半部分を書き直したり、テーマの似た二作をつなげたりして、少しはマシな作品にまとめ、この本に百一編を載せました。ご一読いただいた方々より、忌たんのないご講評をいただければ、何よりの喜びです。 最後になりましたが、身に余るお褒めの序文をご執筆くださいました斎藤先生に、心より御礼申し上げます。
二〇一〇年春 |