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刊行案内(一部抜粋)
お客様インタビュー
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刊行案内
内容紹介(一部)全体扉 新年産土の地を抬げし土竜打ち 女正月女ばかりの茶の点前 女正月微醺の唇をなごませて 筧溢る去年今年へと止めどなく 神棚に御幣とり替え年迎ふ 元日の凧大空で寿げり 衣擦れの音短日の茶室より 古希祝ふ初句会なり盃交す コンバイン田に据ゑ置かれ年仰ふ 鈴の緒の千切れんばかり初詣 鈴の緒を大胆に振り初詣 炭点前火の粉散乱初茶の湯 冬有馬富士雪の裏側只の山 凍てる夜の犬は肢に顎載せねむる 凍てる夜の救急車過ぐ音残し 凍てる夜の厨にスプーン落ちし音 磐座の米を貪る寒雀 堆く屋根に雪積む雪籠もり 大聖樹立てりホテルの星も大 大屋根の雪落ちて地が動きけり 雄呼びの遠くにきこゆ寒狐 お点前の茶室で咲きし寒椿 鬼つとめもどりて吾が家の鬼やらふ 笠に雪歩く形の大師像 |