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喜寿を迎へて 二首
御祖より賜ひし命永らへて誠を籠むる寿ぎを受く
麓より齢たたみて杖引かむ吉野の峰の花慕ひつつ
仙石如雪女史を偲びて
我逝かばありし日のごと手をとりてともに歩まむ敷島の道
春寒
故郷に老いしみ親はいかならむ今年の春はわきても寒し
冬火鉢
人数に足らぬ火鉢も暖かしかこむ心のなごやかにして
(以下略)