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画集

ダークポップ

画 / はこたゆうじ
サイズ:A4
製本:ソフトカバー
ページ数:80ページ
発行日:2010年4月1日
初版第二刷発行:2013年11月5日
価格:1,500円(+消費税)
ISBN:978-4-907446-04-8
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はじめに

みなさまに教えてもらいたいコトがあったのですよ。

どうにも僕だけではわからなくて。

僕は、かれこれ20年近く漫画家を職業にしている者です。
単行本は80冊を数えて、好いて下さる方も大勢できました。

ですが、わからないのです。

漫画家生活の初期、アシスタントとして初めて出会った、
はこたゆうじの絵がなんなのか。

それは奇妙なイメージだったり。おかしな人物達であったり。
底知れぬ不気味さであったり、浮き浮きするような面白げであったり。

彼は僕の想像もできない頭の窓で〈それら〉を眺め、
不透明水彩で厚紙の上に再現しているらしいのです。
ひょっとしたら、彼の心の闇の部分から、
絵が勝手に目の前に立ち現れるのかもしれないけれど。

だとしても、闇からやってくるにも関わらず、
カラフルなこのポップな感じは一体何なのでしょうか。

漫画を20年描いてきてもわからないのです。
漫画はだいたいアートというものじゃないと、ちょっと思いますしね。
彼が漫画家であった数年間は、同じ土俵にいたわけで、まだ理解はできましたが、
絵を描くようになってからは、わからなくなったのです。

これは  アートなんでしょうか?
     どうなんでしょう。
それとも ゴミくずなのでしょうか?
     どうなんでしょう。

みなさまに教えてもらいたいのです。
みなさまに立ち会っていただきたいのです。

得体の知れぬ、うさんくさくって、闇っぽい、
それでいてポップなはこたゆうじのこの絵に。

漫画家 藤田和日郎


ダークポップ 本文画像