ハウツー本 | 音叉セラピーの世界へようこそ 音叉・振動・エネルギーの癒しに興味を持ったら最初に読む本
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著 / 一般社団法人 日本音叉療法協会
内容紹介(一部)
はじめに
音叉を鳴らして、静かで美しく心地良い響きを一人楽しむ・・・とても素敵なリラックスする時間です。でも、個人的な楽しみではなく、音叉の振動を使って他の人の癒しに役立ちたい、サポートしたいと願っている方も多いのではないでしょうか?
他の音響療法の道具と違い、「目的別」に周波数を選んで使うことで、より具体的なアプローチを可能にするのが音叉セラピーの面白いところです。
(以下略)
注目される、“音の癒し”
古来より、人間は音と非常に深い関係があります。
そもそも、英語で「人間」を意味する“person”という言葉は、ラテン語の“per sonare”(音を通して)に由来すると考えられています。(注1)『新約聖書』の中の「ヨハネによる福音書」の冒頭の記述「はじめに言葉ありき」は、言葉=音の持つパワーを絶妙に表現しています。
私たち人間は、その音の持つパワーをさまざまな形で取り入れてきました。リズム、メロディー、振動、そして、言葉・・・。宗教儀式には鳴り物は欠かせません。キリスト教の聖歌、仏教の声明やお経、神道の雅楽など、聞くだけで意識が変わる音が沢山あります。
近年、“音の癒し”が注目されています。人間には五感がありますが、音の振動は聴覚だけでなく振動感覚として全身に作用します。量子物理学で言えば、全てはエネルギーでできており、音の振動もエネルギーですから大きなパワーを持っていることになります。
(以下略)