エッセイ | 続・つぶやき ~円安の今こそチャンス~

書籍画像「続・つぶやき」

著 / 吉岡良雄

  • サイズ:B6判(H182xW128mm)
  • 製本:ソフトカバー
  • ページ数:114ページ
  • 発行日:2024年7月29日
  • 定価:1,100円(本体1,000円+税10%)
  • ISBN:978-4-910118-83-3
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内容紹介(一部)

まえがき

2024 年元旦に能登半島を襲った大地震と大津波によって、液状化による道路が寸断、家屋の倒半壊、火災による家屋の消失など、壊滅状態となった。さらには、能登半島の中腹に立地している志賀原発においても、一部の電源が喪失するなどした。この志賀原発を立地する前に、能登半島の先端に位置する珠洲に原発を設置する計画があり、住民の反対によって志賀になったという。もし、珠洲に原発が設置されていたならば、福島第一原子力発電所と同様、大変な事態になっていたはずである。前著でも示したように、地震列島日本において、何十年もの間、原子力発電所を安全に運転できる場所はないということである。

(以下略)

第1章 はじめに

東日本大震災で事故を起こした福島第一原子力発電所にたまり続けるトリチウムを含むALPS処理水について、漁業関係者たちの反対を押し切って、日本政府は海洋放出を決めた。そして、「理論的に安全である」といっても通用しない国に対して、反日の政治的な絶好の口実を与えてしまった。このような事態になることは、容易に理解できたはずである。

(以下略)

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