学習参考書 | 便利数と二次体の数値解析

書籍画像「便利数と二次体の数値解析」

著 / 吉岡良雄

  • サイズ:A5判(H210xW148mm)
  • 製本:ソフトカバー
  • ページ数:116ページ
  • 発行日:2024年6月18日
  • 定価:1,320円(本体1,200円+税10%)
  • ISBN:978-4-910118-81-9
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内容紹介(一部)

まえがき

暗号開発には整数論が欠かせない。このためには,数学的理論を如何に具現化できるかが鍵である。虚二次体や実二次体に出会ったとき,数学特有の用語や記号が説明もなく多用され,さらには定義・定理・証明
といった理論展開であるため,具体的に何を指すのか理解不能に陥った。また,虚二次体および実二次体の性質は,ディリクレの類数公式によって求められる類数で分類される。

(以下略)

第1章 はじめに

整数論は,整数演算や素数など古くから研究されており,初等整数論,代数的整数論,解析的整数論などのように分類される。初等整数論とは小学生の段階から学ぶ最大公約数・最小公倍数,互除法,数列,素因数分解などである。

(以下略)

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