自費出版の会なら１０冊１０９８００円から。刊行案内-佐伯家のファミリーヒストリー

はじめに

⾧年にわたり、母が創るペーパークラフトの作品を見てきた。様々な種類があるようだ。どれも細かく根気のいる作業で、よく続くものだと感心していた。時には、人様に差し上げたりして大層喜ばれているようで、それがまた励みになっているらしい。

どれくらいの数を創ったのかわからないが、手元にいくばくかの作品が残されている。形あるものなので、いつかは色あせ傷ついたり散逸するかもしれない。私にはとてもまねできないが、これらの作品を何らかの形で記録に残せないかと思うようになった。それがこの本の企画の出発点だ。

（以下略）

結びにかえて

科学技術や観測技術の進歩もあって、近年宇宙物理学のニュースや発表を目にすることが多くなった。それによると、138億年前にビッグバンという超巨大爆発で宇宙が誕生し急速に膨張、46億年前に太陽系とともに地球が誕生した。想像だにできない悠久のような時間の流れだが、この世界も永遠ではないという。50億年後には太陽が超新星爆発を起こして燃え尽き、それとともに地球を含む太陽系も消滅するのだそうだ。永遠だと思われてきたことが、必ずしも永遠ではないのだという事実に驚かされ考えさせられる。

（以下略）