歌集 | ライラックの花 ―故里の季節―

書籍画像「ライラックの花  ―故里の季節―」

作 / 栗田キミヱ

  • サイズ:A5判(H210xW148mm)
  • 製本:ハードカバー
  • ページ数:60ページ
  • 発行日:令和元年12月31日

内容紹介(一部)

故里の季節

着陸の姿勢に入りし機窓より
山の斜面に芝桜明かるし

飛行場にタンポポの絮舞ひ立ちて
のどかなる故郷に今着陸す

風花の舞ひ散る故郷の飛行場
あはあはとせし別れなりけり

(以下略)

あとがき

故里旭川で教員としての定年を迎えたのを契機として、子供達の住む東京への移住を考えておりましたが、一九八七年春に夫と共に決意し、古都鎌倉へ移り住みました。

歴史にあふれた街並みと新居となったマンションの庭にあった大きな桜が、私たちを温かく迎えてくれました。

(以下略)

栗田様からいただいた「お客様の声」

編集者のアドバイスで素敵な本になると確信。
喜んでくれた母の言葉に、もらい泣きしました。

東京都江東区 栗田伸樹様
―自費出版を行うにあたって、悩んでいたことがありましたか?
93歳になり、車椅子生活になった母への最後の親孝行にと、母の趣味だった短歌を集め、本にしてプレゼントする事を考えました。
―弊社を知ったきっかけは何でしたか?
業者選びはネットで行いました。
コスト面の比較はもちろん行いましたが、ブックコム社様を使い発刊した皆様のコメントを読み、御社への信頼感を得る事ができました。
―弊社を知ってから、弊社で自費出版するまでに、何か躊躇することがありましたか?
担当の三浦様からは、初回のコンタクトより判りやすい説明を受ける事ができ、完成までの進め方も、コストについても理解する事ができました。
―弊社で自費出版をしようと決めた一番の理由はなんですか?
母へのほぼ最後の親孝行と考えました。
母が生きた証拠を形として残し、お世話になった皆様へ、母が存命の内にお渡しして、母の歌を読んで頂きたかった、という思いです。
また、国立国会図書館と日本現代詩歌文学館への献本により、これよりずっと母の本が、この世に残り続ける事は、すばらしい事だと考えました。
―実際に弊社で自費出版してみていかがでしたか?
三浦様には大変お世話になりました。
手元にあったのが30首の歌だけでしたので、本にしても薄く、つまらないものになってしまうのではとの思いもありましたが、本のタイトルとしたライラックの花の写真選びから、歌の横ページに関連する写真を入れていきましょうとの、三浦様からのアドバイスをいただきました。写真を集めていく内に、これはとても素敵な歌本になると思うようになりました。
写真集めにおいても、三浦様のコピーライトをクリアーしながらの、適切な選択も、とてもありがたかったです。
母よりも先に急逝した姉が大好きだったライラックの花をタイトル名にでき、姉と母の写真も挿入することができ、“こんな本ができるなんて、とても嬉しい”と涙を浮かべ、喜んでくれた母の言葉に、もらい泣きしてしまいました。
―再度、自費出版するとしたら、このようなサービス、このような商品があったらいいと思うものがありますか?
また、弊社へのご要望等ありましたらご自由にお書きください。
三浦様の何度にも渡る校正への対応に心から感謝いたします。
とても素敵な本ができて、本当に良かったと思っています。
ありがとうございました。
栗田様アンケート用紙その1
栗田様アンケート用紙その2

このページの先頭へ