絵本 | またね! ミャオ
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作 / 山溝 十糸子
内容紹介(一部)
夏休みのある日、お母さんが廊下のほうで「キャー、イヤー」と叫んでいました。廊下に出てみると一匹の猫が、お母さんの足もとにまとわりついていました。お隣さんから低い塀ごしに「ミャオ帰りなさい。すみません、すぐ行きます!」と言うので、わたしが、「だいじょうぶです。少し遊んだら帰します」と言いました。
これがミャオとのおつきあいの始まりです。
One summer day, my mom was screaming in the hallway, as one cat rubbing on my mom’s calves.
My next-door neighbor heard the scream and said, “Miao, come over here! I’m sorry, I’ll get her right away!” So I said, “It’s alright. She’s having some fun here. We will let her go home later.”
This is how we started our friendship.
この絵本について
この絵本は最初から絵本にするつもりで書いたのではありません。
私は退職後20年余り日本語の指導・支援をしてきましたが、3年前にコロナ禍で、対面での指導が一時中止になったことがあります。その時、少し暇になったので俳句を作ったり、心に残ることなどをいろいろと書いているうちに、これらをまとめて絵本にするのもいいかなと思い始め、絵本にする、しないにかかわらず、とにかく書き終えました。
(以下略)