エッセイ集 | 戦中派世代の昭和・平成見聞録― 赤提灯・晩年の水魚の交わり
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編・著 / 堀 珊吉
- サイズ:A5判
- 製本:ハードカバー
- ページ数:484ページ
- 発行日:2017年12月18日
堀様は他にも書籍を作られています。
内容紹介(一部)
はじめに
ここに掲載したエッセイ集は、大学の工学部冶金学科(現在のマテリアル工学科)同級生達の過半数が退職した頃立ち上げたホームページに、2002年から2017年の約15年にわたって私が投稿したものを主体に、同級生の仲間の幾つかの投稿とそれらに対するコメントを取り上げたものである。
ホームページの題名は小さな居酒屋のイメージで“赤提灯”と名付けられている。屋台の酒を飲みながら勝手な放談をするように、身近な出来事や、興味を惹かれたテーマを取り上げて投稿し合うことにしていた。併せて“掲示板”の欄を設けて投稿に対する読者からのコメントなどが出来る仕組みになっていて、相互の意見交換などが出来る仕組みになっている。
(以下略)
1. 福島原発事故の検証
この小論文は2011年3月11日の福島第一原発(F-1と略す)事故から約4か月後に、まだ事故の詳細な情報のない時点で私が赤提灯に投稿した「福島原発事故の波紋」の続編にあたるものです。
間もなくF-1事故から丸6年を迎えようとしている。東北大地震、大津波の発生に伴って日本にとって悪夢のような原発の大事故が発生した。しかもまだその後遺症が重くのしかかっている。
発生から現在までその原因や経緯などについて色々の調査や報告が行なわれている。全くの素人ではあるが、文末に掲げた既発表の資料を私の理解出来る範囲で読み解き、現在わかる範囲でこの事故の原因や経過を解析してみました。諸兄の見解などを掲示板で頂ければ幸いです。
まず、私の理解を簡単にご紹介する。その後で項目ごとにやや詳しく説明することにしたい。
(以下略)
1. 赤提灯店仕舞いに寄せて
(前略)
私自身としては、赤提灯の存在で同級諸兄の動静や興味の持ちようが継続して身近に伝わり、よりお互いの親近感が深くなったと実感している。斎藤兄の時折のコンピューター知識の紹介をはじめ、諸兄の投稿から今迄知らなかった広範囲の世界に触れることが出来た。想像力を掻き立てながら小生の頭の老化防止にも大きな寄与をしている。私は2012年10月に70歳の区切りとして、“Short Personal History”という自伝を自費出版し身内に配ったことがあるが、これに赤提灯の投稿や掲示板の投稿を流用させてもらうことが出来て有難い余慶の一つである。
(以下略)
掘様からいただいた「お客様の声」
校正を何度でもしてくれることで決定。
仕上がりに非常に満足。
東京都小金井市 掘 珊吉様
- ―自費出版を行うにあたって、悩んでいたことがありましたか?
- 特にない
- ―弊社を知ったきっかけは何でしたか?
- インターネットで探した
- ―弊社を知ってから、弊社で自費出版するまでに、何か躊躇することがありましたか?
- 特にない
- ―弊社で自費出版をしようと決めた一番の理由はなんですか?
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- 自宅から比較的近い
- 校正を何度でもしてくれる体制
- ―実際に弊社で自費出版してみていかがでしたか?
- 非常に満足している。欲を言えば、エッセイに対するコメントも同じ大きさの文字に変えたかったこと、白黒写真が濃すぎること、又、装幀の写真の発色が暗すぎたこと。
- ―再度、自費出版するとしたら、このようなサービス、このような商品があったらいいと思うものがありますか?
また、弊社へのご要望等ありましたらご自由にお書きください。 - 増刷したい時に、割引制度のようなものがあって、安上がりに出来ないものだろうか。