自費出版の会なら１０冊１０９８００円から。刊行案内-英語ができない

前書き

この本は、日本人の『英語ができない』原因を様々な角度から検証することを目的としています。英語が『できる』人にとっては何でもない英語学習ですが、英語が『できない』人の中には『英語』という言葉を耳にしただけで拒絶反応を示す人もいます。英語が嫌で嫌でしょうがない。英語のない学校へ行きたい。英語をしなくてよいなら、何でもする。こんな気持ちの人を今まで何人も見てきました。

（以下略）

第1章「嫌いだからできない」

『英語ができない』のか『英語が嫌い』なのかは本人にも分からないことが多い。おそらく区別せずに使っている人が大半であり、『できない』から『嫌い』になり、『嫌い』だから『できない』という無限に続く悪循環に陥っている。負の連鎖というやつだ。ニワトリが先か卵が先かを考えるのと同じで、どちらが先かを考えることには意味が無い。ただし、この状態を放置しておくと、やがては『英語ができない』が一種のその人の正体を表す代名詞というか肩書きみたいなものとして堂々と主張し始める傾向にある。

（以下略）