語学 |「五筆法」検字・ピンイン「逆引き」 漢語形声字典
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著 / 太田成人
太田様は他にも書籍を作られています。
内容紹介(一部)
「音義論」は漢語の伝統
形声字(pictophonetic characters,with one element indicating meaning and the other sound)の理論上有限の「声(音)符」を源に、理論上無限の「概念(意味)」に対応していくうちに、その隘路を打ち破って「孤立語」として、存続し、結果として、漢語には多量の同音字を生む。
最初の字書の後漢の許慎『説文解字』(本文14篇・叙(序)1篇の15篇)を肇始として、形、声、義の三要素を関連させていく努力が続けられる。『論語』、『荘子』、『礼記』、『荀子』、『易』などにも各所で触れられている。後漢末に劉熙『釋名』(八巻)が秦と両漢王朝の「声訓」解釈を集大成した。同音や近い音声を自分の視点から、声訓で表した。
(以下略)