エネルギー工学本 | 日本のエネルギー問題 ~ロシアの暴挙にどう対処する?~

書籍画像「日本のエネルギー問題」

著 / 吉岡良雄

  • サイズ:A6判(H148xW105mm)
  • 製本:ソフトカバー
  • ページ数:106ページ
  • 発行日:2022年10月10日
  • 定価:660円(本体600円+税10%)
  • ISBN:978-4-910118-44-4
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内容紹介(一部)

まえがき

2022年2月24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻し、ロシアに対して西側諸国が経済制裁を行った。これに伴い、原油価格の急激な上昇によって、第三次オイルショックの兆しがでてきた。そしてまた、第三次世界大戦の様相を呈してきた。ウクライナの原子力発電所も攻撃にさらされ、原子力発電所も危険であることを目の辺りにしている。エネルギーをロシアに依存していた欧州もロシア依存を減らす方向に舵を切った。このことで、世界中がエネルギー問題に直面している。いわゆる、エネルギーを独裁的な国家に依存してきた付けが回ってきたといえる。

(以下略)

第一章 はじめに

1973年10月に第四次中東戦争の勃発により、原油原産国OPECによる供給制限と輸出価格の大幅な引き上げによって、エネルギーの八割を原油に頼っていた日本の原油輸入量が急激に減り、スーパーの店頭からトイレットペーパなどあらゆるものが無くなり、物価が高騰するオイルショックが発生した。これをきっかけとして、地球上の原油埋蔵量が議論されるようになり、21世紀に地球上の原油埋蔵量が枯渇するというエネルギー問題が発生した。

(以下略)

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