自分史 | 回帰 〜愛に生きて〜
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著 / 山田 滋
- サイズ:四六判
- 製本:ソフトカバー
- ページ数:132ページ
- 発行日:2016年11月7日
内容紹介(一部)
はじめに
自分の今までの半生を考えるにあたって、
人間の一生って何だろうって思いました。
人は、一瞬、一瞬を生きてきて、その結果がその人の人生。
だから、過去には戻れない。これから起こることも予期できない。
まあ、今を精一杯、楽しく生きることが、最高だなと思いました。
他の人は、この位の事、
早くから分かっていたのかも知れませんがね。
私も早くから考えていたら、
もっと一日一日を楽しく大切に生きて来たかもしれません。
また、今さら悔いても、
同じように生きて来たのかも知れないので、分かりません。
幼い頃の思い出
私は、昭和31年2月13日、山田家(父、母)に姉二人(長女、次女)、兄一人の四人兄弟の末っ子として生まれました。その幼少の時代とは、天草の口開けで海に潜り天草を取りに行くからとか、神社の祭りで神輿を担ぐからとかの理由で、普通に学校を休むことのできるのんびりした時代でした。また、夏休みは、毎日のように朝から海に行き、夜七時頃に帰って来ても特に親に怒られたことが無かったことを記憶しています。行く途中では、きゅうりやスイカをちょっと拝借して行き、お腹が空けばそれを食べたり、海で魚や貝を採って食べた思い出もあります。
今でも不思議に思うのですが、その当時、住んでいる地域によって、行く海が違っていました。底土、荒池、神港、垂土の四か所です。何か、縄張りでもあったんですかね。夏以外は、山だとか色々なところで遊んでいました。今では、考えられないですけど、子供たちだけでした。本当に遊んでばかりで小学生時代は、あまり勉強しませんでした。
(一部省略、以下略)
あとがき
人生は、一瞬の積み重ねである。
その過ぎ去った一瞬は、二度と帰って来ることはない。
人生は、結果論であり、なるようにしかならない。
家族が一緒にいられる時間は少ないから、
一緒にいられる時間を大事にした方がいい。
これらの言葉は、やくざの本に載っていました。
他にも色々と考えさせられる言葉が、色々ありました。
ここに載せた言葉も含めて、本当に考えさせられ、
色々と後悔する思いもいっぱいありました。
今からでも後悔しないように、
一瞬、一瞬を思い残すことの無いように
精一杯生きて行きたいと思います。
まあ、難しいとは、思いますけどね。
この本(?)を書きたいと思ったのは、人間死んだら、何も残らない。
知っている人の心には、その人の印象だけが残るのだと思い、
自分がどうやって生きてきたのかということは、
家族でさえも良く分からないんだなと感じ、
せめて自分の家族だけには、
私はこうして生きてきたという証を残したかったのです。
(以下略)