句歌集 | 冬の虹

書籍画像「冬の虹」

著 / 野上清子

  • サイズ:四六判(H188xW127mm)
  • 製本:ソフトカバー
  • ページ数:204ページ
  • 発行日:2021年5月13日

内容紹介(一部)

まえがき

齢八十に手が届くようになり、身辺整理を始めたところ、若い頃に手がけていた俳句、短歌のスクラップが出てきました。

何気なく開いて読み返しているうちに、懐かしくそのまま反故にしてしまうのは、思い出を消してしまうようで、書き留めておきたいと思うようになりました。

(以下略)

句集

菜の花や野呂のふもとに霞ひく

温室の空気よどませ葱坊主

観光団遍路の後につき行けり

(以下略)

あとがき

編集のために読み返していると、二人の子の受験期、思春期の大切な時期に、主人は単身赴任で十年間も家を空け、一人で子育てに向き合っていました。重い責任に圧し潰されそうだった頃を想い出し、この句集は懐かしくも大切な一ページとなる事に気付きました。

(以下略)

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