短歌集 |青潮杉原タカ子全歌集 〜大正・昭和・平成を生きた女性歌人の軌跡〜
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著 / 杉原タカ子
- サイズ:四六判
- 製本:ソフトカバー
- ページ数:382ページ
- 発行日:2017年12月14日
内容紹介(一部)
一九六六年九月、第四〇号、二十周年記念号
高 野 山
山峡の九〇〇メートル頂上に高野の古き家並はありぬ
登校の小学生も法堂の御前で暫し祈りささぐる
若き僧澄める瞳に「貧者の燈」の由来語りぬ万燈の下
夕されば勤行の鐘おちこちの伽藍に鳴りて余いん果かなし
四囲はみな緑したたる樹林にて丹くそびゆる根本大堂
新人参加、杉原タカ子
深更の月たよりに三十八度線幼なら連れて越えて引揚りし
あとがき
以上で、序文に書いた「青潮杉原タカ子全歌集」を作成した目的はすべて達成したことになりますが、ここにきて、なにか書き足りないとの思いに駆られました。それは二つあります。
一つは、私は母・タカ子が二十三歳の時に生まれましたので、兄弟を含め一番長く、時間にすれば、母とは七十九年間付き合ってきたことになります。私は現在八十歳になり。今後、何時まで生きられるか分かりません。歌仲間やお弟子さんの皆さんから、沢山の追悼歌をいただきましたが、私は追悼歌を詠む事はできません。そこで、追悼の気持ちで、私から見た「母の思い出」について書き残しておくことにしました。
(以下略)
杉原様からいただいた「お客様の声」
初めての出版、いろいろなアドバイスにより
立派な本ができました。
東京都東久留米市 杉原元雄様
- ―自費出版を行うにあたって、悩んでいたことがありましたか?
- インターネットで調べました。「自費出版」で御社がヒットしました。
値段表を見てリーズナブルと考え、担当の三浦さんとお会いしました。3社を比較しました。 - ―弊社を知ったきっかけは何でしたか?
- 以上、インターネットのヒットです。
- ―弊社を知ってから、弊社で自費出版するまでに、何か躊躇することがありましたか?
- 発行年月日は決めていたので、早速お話を聞いて、見積もりを取りました。本(手書き原稿)全部(系図を除いて)を自分でインプットしました。これで安く仕上がったのでしょうか?
- ―弊社で自費出版をしようと決めた一番の理由はなんですか?
- 担当者が良かったからです。特に初めての出版を計画している人間にとって、いろいろなアドバイスにより立派な本ができました。残念なのは、校正・出版後、5か所の校正ミスを見つけたことです。
- ―実際に弊社で自費出版してみていかがでしたか?
- 私の思い込みもありましたが、校正終了後、出版までの時間が短くて(思ったより)あわてました。三浦さんから説明は受けていたのですが、自覚がありませんでした。もっと校正時間があったら、5か所の校正ミスの内、名前の4か所は助かったのではないかと思います。校正時間がほしかった。
- ―再度、自費出版するとしたら、このようなサービス、このような商品があったらいいと思うものがありますか?
また、弊社へのご要望等ありましたらご自由にお書きください。 - 次回、妻美佐子の素人絵をまとめたいと思います。2年後を目途に展覧会と画集を作ってやりたいと思っています。