短歌集 | 若草の華
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著 / 小暮テイ子
- サイズ:A5判
- 製本:ソフトカバー
- ページ数:298ページ
- 発行日:令和2年5月31日
内容紹介(一部)
短歌会に導かれて
私と短歌の出会いは、昭和三十九年四月、「いちはつ短歌会」に入会したことから始まります。
学校卒業後、私の勤務している職場の方が、一緒に「いちはつ」へ入会しませんかと誘って下さいました。そのことがきっかけとなり、短歌の事を深く知らないままに入会し、その年に、新年の短歌大会に出席しました。
(以下略)
いちはつ短歌会
学校をつかれて帰りあみものに
ふとも未来の事を思えり
幼き日わがしゃぼん玉つくりたる
いごの木の花冴えてま白し
むれて咲くうすむらさきの桐の花
人いきれする車窓より見つ
ビーナス展見て別れたる横浜の
友を車窓に倚りて思えり
(以下略)